橙(だいだい)をいただきました。
橙といえば、お正月の鏡餅にのっかっているアレです。
食べ方は、酸味が強いのでそのまま食べるより、絞ってポン酢にするといいよと教えてもらいました。
でも、ポン酢もいっぱいあるし‥。
ということで、マーマレードにすることにしました。
橙で作るマーマレードは、その独特の苦味と酸味が特徴です。
橙はオレンジに比べて皮の色が深く、色味が美しいマーマレードになります。
作り方は、皮をむいて、茹でこぼしをして、刻んで、煮るというステップ。
白いワタを取り除くことで苦味を調整できます。
火にかける時間は短めにすることで、だいだいの香りと美味しさが引き立ちます。
また、橙マーマレードは夏ミカンや他の柑橘類でも同じ手順で作ることができ、手作りならではの美味しい大人の味を楽しむことができます。
ホットクックで作りましたが、鍋で煮詰めてもできます。
だいだいの皮の処理をします
包丁で皮をむきます。
あとで刻むので形はなんでもOK
皮はあまり薄く剥かず、白い部分を一緒に剥きます。
剥き終えたら皮の重さを計量。
2個で106gでした。
本来は切ってからゆでるようですが、先にゆでてしまいました。
皮を5mm位の千切りに。(これはお好みで、1cmでも構いません)
水に浸け軽く洗う作業を2回繰り返したらひたひたの水に2~3時間浸しておきます。
果汁を搾り取ります
実を半分に切り、種を取ってからレモン絞り器で果汁を搾り取ります。
小さなフォークで種を掘りだしてから絞ると絞りやすいです
果汁の重さを量る。2個分で125gでした。
種は一緒に煮るととろみ成分(ペクチン)が出るので
1個分50gほどをとっておきましょう
お茶用パックがなかったのでキッチンペーパーで包みました。
だいだいの皮を煮ます
十分水にさらした皮を、軽く絞って、ホットクック鍋に入れます。
今回は皮106g+果汁125g=231gで、
その65%なので231X0.65=150gの砂糖を使用します 。
ホットクックの鍋に皮と果汁、砂糖を入れたらなじむようかき混ぜ、種入り紙パックを入れて火にかける。
とろみが出てきたら種パックを取り除きます。
ちょっと煮詰めがあまいかなというくらいで加熱をやめます。
火にかける時間は短めにすることで、だいだいの香りと美味しさが引き立ちます。
加熱しすぎるとアメみたいにガチガチになってしまいます。
マーマレードを瓶につめます
詰める瓶は熱湯で消毒しておきます。
やけどに気を付けつつ、準備した瓶へ詰めましょう。
マーマレードが苦手な場合
マーマレードは少しの苦味が特徴的です。
いただいたりして困っちゃう場合、他の材料と合わせてみましょう。
マーマレードとクリームチーズのトーストが好きです。
これが食べたくてマーマレードを買っちゃう。
お菓子にいれたりすると、香りが際立ちます。
マーマレードを煮物につかったりしてもおいしいです。
「橙」という名前の通り、本当に美しい鮮やかな橙色に仕上がります。甘夏より苦みが強く、酸っぱさは濃厚です。是非お試しあれ。
コメント
マーマレードの苦味が苦手ですが、たまーにたべたくなるのですよね。
いつか参考にさせてもらいます(^^)
文章が非常に簡潔で素人にも分かりやすく、スイスイ読めるのもお気に入りです。
いつもコメントありがとうございます。マーマレード、たまーに食べたくなりますね。使い切れなかったマーマレードはお菓子や料理に使ってみてくださいね。