お菓子作りをしていて、「もう少しサクサクした食感にしたい」と思ったことはありませんか?
実は、「小麦粉をレンジで加熱する」 というテクニック!でクッキーやスコーンの食感をグッと軽くすることができるんです。
この方法を知ったのは、2015年にNHKの「あさイチ」で特集されていたのを見たとき。
試してみたら驚くほど違いが出て、それ以来、私のお菓子作りには欠かせない工程になりました。
なぜサクサクになるの?
1. 小麦粉の水分が蒸発する
一般的に、小麦粉には 約14%の水分 が含まれています。レンジで加熱すると、この水分が蒸発し、小麦粉がより乾燥した状態に。
乾燥した小麦粉を使うと、焼いたときに生地内部で発生する蒸気の量が減ります。蒸気が少ないと、内部の水分が抜けやすくなり、サクサクした仕上がり になるのです。
2. デンプンの変性
小麦粉の主成分である デンプン は、加熱するとその構造が変わります。これを 「デンプンの変性」 といいます。
変性したデンプンは、水を吸収しにくくなります。その結果、焼き上がったときに余計な水分を含まず、サクサク感が増す のです。
3. グルテンの形成が抑えられる
小麦粉には「グルテン」というタンパク質が含まれています。グルテンは 水と混ざることで粘り気を持ち、もっちりした食感 を生み出します。
しかし、レンジで加熱することでグルテンの形成能力が少し弱まり、生地が硬くなりすぎず、サクッと軽い食感 になるのです。
実践!小麦粉をレンジで加熱する方法
では、実際に小麦粉をレンジで加熱する方法を試してみましょう!
手順
1. 小麦粉を平皿に広げる
• 厚さ 1cm程度 に均一に広げる。
• なるべく重ならないようにすることで、均等に加熱できる。
2. 600Wの電子レンジで30秒加熱
• 加熱ムラを防ぐため、一度取り出してよく混ぜる。
3. さらに30秒加熱し、再度混ぜる
• 小麦粉がほんのり温かくなる程度がベスト。
4. 色や香りをチェック
• わずかに色が変わり、香ばしい香りがしてきたら完成!

小麦粉を電子レンジで加熱することで、余分な水分を飛ばし、デンプンやグルテンの性質を変えて、サクサク感をアップ させることができます。
特に クッキーやスコーン、タルト生地 など、サクッと軽い食感を求めるお菓子にぴったり!(逆にふわふわさせたいスポンジケーキにはむきません)
電子レンジ加熱のメリット(スコーンの場合)
1. グルテンの発生を抑える → しっとりしすぎず、軽い口当たりになる
2. 粉の水分が飛ぶ → 焼いたときによりサクッと仕上がる
3. バターと馴染みやすくなる → 生地がまとまりやすい
食べたらサクサク!

お菓子作りが好きな方は、ぜひこのテクニックを試してみてください。
作る前に小麦粉をレンジで加熱するだけで、いつものレシピがグッと美味しくなりますよ!
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