冷凍ビーツを使用してピンク色のメニューを作りました。
きれいなピンク色になるビーツ。栄養も豊富です。冷凍ビーツと冷凍ビーツピューレを使った料理のご紹介です。
ビーツの料理のおおざっぱなレシピ
使用したのはこちらのビーツピューレです。
冷凍なので解凍してから使います。
ピューレではない場合は、バーミックスでピューレ状にします。
パキッと割って必要な分だけ使えて便利です。
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ビーツのマフィン
【作り方】
卵1個、コメ油50g、砂糖50gをかるく泡立つくらいよく混ぜる。
ビーツ40g、ヨーグルト(または牛乳)30gを入れ、混ぜる。
小麦粉120g、ベーキングパウダー5gを入れ混ぜる。
ケースに入れ、オーブンで170℃20分ほど焼く。
当然ながら、ビーツが多いと色が濃くなり(レッド・ヴェルヴェット)
少ないと色が薄くなります(ピンク)
入れるビーツの量に合わせて水分も調整してくださいね。
ビーツのパン
パナソニックのホームベーカリー使用。パンドミコース・色淡で焼く。
【材料】
強力粉200g、砂糖15g、塩4g、バター15g、イースト3g、水分(ビーツ100gとヨーグルトと水を合わせて)150g
ビーツスープ
玉ねぎ、じゃがいも、ビーツを柔らかくなるまで加熱。バーミックスでつぶす。コンソメ、豆乳、塩コショウで味をととのえる。
スムージー
ビーツとハチミツ、ヨーグルトを混ぜる。バナナがあったらバーミックスで混ぜていたところですが、なかったのではちみつを少し入れました。
ビーツボウル
ヨーグルト、ビーツ、グラノーラを混ぜる。
紫色はアサイーボウルのようです。
ビーツの栄養と効果
ビーツに含まれる栄養素
近年、ビーツは栄養豊富な野菜としても話題です。
ビーツに含まれる栄養素としては、必須ミネラルの「カリウム」や「鉄」のほか、「葉酸」、「ベタイン」。
カリウムはナトリウムを排出して血圧を下げる作用、鉄は酸素を全身に供給する働きがあります。
葉酸はDNAの合成などにかかわるビタミンで、妊娠・授乳期の女性にはとくに必要とされています。
ベタインはあまり聞き慣れない栄養素ですが、肌や髪の健康にかかわるアミノ酸の一種です。
そして、ビーツにとくに豊富に含まれているのが、「ポリフェノール」と「硝酸イオン」です。
アスリートにも人気
高い抗酸化作用、ポリフェノール
ビーツに含まれる赤色成分「ベタシアニン」はポリフェノールの1種で、強力な抗酸化作用があります。
「ベタシアニン」の高い抗酸化作用は、活性酸素を除去する働きがあるため、美容やエイジング対策など、さまざまな効果が期待されています。
血管の筋肉を緩めて広げる「硝酸イオン」
ホウレンソウやサラダ菜などは硝酸塩が多く含まれる野菜として知られていますが、じつはビーツにも豊富に含まれています。
野菜に含まれる硝酸塩は、人間の体に入ると硝酸イオンとなり、口の中の細菌によって一酸化窒素(NO)に変換されます。一酸化窒素は、血管にいきわたると血管の中膜「血管平滑筋」を緩めることがわかっており、これによって血管が広がり、血圧の降下につながります。
血管が広がると、血流の改善によって酸素供給能力が向上することから、スポーツ界ではパフォーマンスの向上を目的に、硝酸イオンを豊富に含むビーツが積極的に取り入れられているそうです。
ほかにも、冷え性の予防やむくみの改善のほか、認知症の予防への効果が期待され、こうした関心の高まりに伴い、ビーツに注目が集まっています。
ビーツの栄養を手軽にとりいれたい人にはパウダーもあります。
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