ヘルシオウォーターオーブン・ホットクックで作った料理を記録しています。
ヘルシオウォーターオーブン容量30L ・2段タイプのオーブンとホットクックKN-HT24B(2.4L)、KN–HW10G(1.0L)使っています。
健康、美容のためにも、口腔ケアは気になります。
40代以降は歯周病予防にも気をつけたいということで口の中から整える乳酸菌を試してみました。
ロイテリ菌ヨーグルト、8020菌ヨーグルトを使用して自家製ヨーグルトの作り方もご紹介します。
(最近は効果より味でパルテノが気に入っているので、パルテノも仲間入りしました)
ビフィズス菌やガセリ菌、R1乳酸菌など、様々な種類のプロバイオティクスヨーグルトが販売されています。人の健康増進に役に立つ善玉菌で、摂取すると体内の微生物のバランスが整い、腸内環境が整います。
しかし普通のヨーグルトは、あくまで腸内環境をターゲットにしたもので、口腔環境の改善には向いていません。口の中のケアには、口の中に良い作用をもたらすものを選ぶ必要があります。
口には口の乳酸菌です。
どんな菌がいいの?
口に良い効果をもたらすヨーグルトをご紹介します。
まずは、ロイテリ菌です。
ロイテリ菌は、アンデス山中の自然豊かな環境で暮らすペルー人の母親の母乳から発見されました。
ロイテリ菌は、現在では一般に7人に1人しか保有していないといわれていますが、もともとはヒトの体内に赤ちゃんの頃から生息していた乳酸菌。
ロイテリ菌を2週間摂取すると、虫歯菌が「最大8割減」歯周病菌も「9割以上抑制」という結果報告も出ています。
ロイテリ菌が含まれているのが、オハヨー乳業のロイテリヨーグルトです。
ヨーグルト以外でも「ロイテリ菌入りのタブレットやサプリメント」などもあります。
次に、ラムノーザス菌L8020株(またはL8020乳酸菌)です。
広島大学大学院医歯薬保健学研究院 二川浩樹教授によって発見された菌です。
そして、それををつかったヨーグルトは「8020ヨーグルト」「8020のむヨーグルト」です。
「8020」は「80歳になっても自分の歯を20本以上保ちましょう!」という8020運動からきているのでしょうね。
「L8020菌」は、虫歯菌・歯周病菌・カンジダ菌の発育を阻止する、殺菌効果のある乳酸菌の一種です。
自家製ヨーグルトの作り方(4種類)
以下の4種類でヨーグルトを作りました。
左上ロイテリ菌入りパウダー、左下ロイテリヨーグルト、右下8020ヨーグルトです。
ロイテリ菌ではありませんがパルテノでも作りました。パルテノで作ると粘性が高いヨーグルトができます。作り方の写真はありませんが、他のヨーグルトと工程は同じです。種菌は大さじ2ほど入れます。
ヨーグルトメーカーをお持ちの方はヨーグルトメーカーで作ってください。
私は持っていないのでホットクック でつくります。
ホットクックのレシピにはヨーグルトができると書いてあるのですが、ホットクックの鍋に直接作ると消毒や片付けが面倒なのです。一回作ってやめました。
もっと簡単にできないかとひらめきました。ホットクックの鍋に容器を入れて作る方法です。
ホーロー容器やプラスチック容器をホットクックの鍋の中に入れて作れば、大きな鍋を洗うことなく、消毒も楽です。できたらそのまま冷蔵庫に保存できます。
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とってがついているのも出し入れがラクなんです!ヨーグルトって1リットルで作ることが多いので片手で冷蔵庫から出し入れできるというのは使い勝手がぐんとよくなりますよ。
冷蔵庫の収まりもいいです。
・タネ菌になるヨーグルト
・牛乳、もしくは豆乳
・容器
・発酵させられる器具
ロイテリヨーグルトで作る場合
- 容器、スプーンは熱湯で消毒する
- ロイテリヨーグルト半分に牛乳(豆乳)を少し入れ、混ぜる
- 残りの牛乳(豆乳)を入れ、ホットクック(ヨーグルトメーカー) にセットする
- 40℃で約8時間発酵させる
- できあがり
サプリメントもあります。
ロイテリパウダーで作る場合
- 容器、スプーンは熱湯で消毒する
- ロイテリパウダー小さじ1杯、牛乳(豆乳)を少し入れ、混ぜる
- 残りの牛乳(豆乳)を入れ、ホットクック(ヨーグルトメーカー) にセットする
- 42℃で約10時間発酵させる
固まったらできあがり
- できあがり
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使っているロイテリパウダーはこちらです。
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サプリメントもあります。
8020ヨーグルトで作る場合
- 容器、スプーンは熱湯で消毒する タイトル
- 8020ヨーグルト半分と牛乳(豆乳)を少し入れ、混ぜる タイトル
- 残りの牛乳(豆乳)を入れ、ホットクック(ヨーグルトメーカー) にセットする
- 40℃で約8時間発酵させる
- できあがり
温度が高いと酸味が強くなる傾向にあるので低めの温度から始めるといいと思います。
自家製ヨーグルトの効果と味
例えば、「8020ヨーグルト」には砂糖が入っていますが、ヒト試験でお口の中の虫歯菌や歯周病菌減ることが検証されています。
砂糖は、虫歯の原因菌(ミュータンスレンサ球菌)の栄養源でもありますが、この「8020ヨーグルト」のラムノーザス菌L8020株(L8020菌)の栄養源でもあります。
朝やお昼に歯磨きを行った後に、「8020ヨーグルト」を食べる方が良いとされています。
理由は、歯磨きによってバイオフィルム(プラーク)が壊されるので、ラムノーザス菌L8020株がよりいっそう作用しやすくなるからです。
ただ、夜の場合は「8020ヨーグルト」を食べた後は、歯磨きしてくださいとのこと。
砂糖が入っているのはロイテリヨーグルトも同じですね。
でも、ロイテリサプリは寝る前に食べると翌朝口のネバつきがない、という話もありますが、私は試していません。
また、自家製ヨーグルトの関してはオハヨー乳業のホームページにも、ロイテリ菌は乳を発酵させる力が弱く発酵制御が難しいと書いてありました。
ロイテリ菌の効果に期待したい人は、培養はせずに市販の物を続けたほうが良いかもしれません。
サプリメントもあります。
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しかし私はヨーグルトができたらいいのです。そしてわずかにでも菌の効果があればいいなという気持ちでやっています。
また、できあがるヨーグルトは酸味が少なく食べやすいですのも気に入っています。ただ、やや高めの43℃で発酵させた時は酸味が強いものができたので、適温でじっくり発酵させたほうがやわらかい味に仕上がるようです。
それぞれの種菌のメリット
今回は3種類で作りました。
私の住んでいる地域では、8020ヨーグルトに比べ、ロイテリヨーグルトのほうが手に入りやすいです。
とはいえ、特定のところにしか売っていません。
8020ヨーグルトは液体を使うと混ぜる時簡単です。
残念ながら、以前は見かけた8020ヨーグルトですが、現在私の地方では見かけなくなってしまいました。
そういった意味ではロイテリパウダーは保存ができるのでいつでも作る事ができるという利点があります。
まとめるとロイテリ菌、8020ヨーグルトは
- 歯周病などの口内ケアに効果的
- 口内だけでなく腸内にも効果的
- 口あたりがよく食べやすい、酸味が少ない
- 培養はできるけど効果については不明
- サプリを活用してもいい
口の中のケアはとても大切。歯磨き、定期的に歯医者に通うなど手入れしていこうと思います。
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