米麹からつくる甘酒は、自然でやさしい甘さが魅力的です。
飲むだけではなく、料理にも使います。
リンナイ炊飯鍋でつくったおかゆを利用して甘酒をつくりました。
おかゆを作った記事はこちら
この記事では、おかゆと米麹(パウダータイプ)でホットクック を使った甘酒の作り方をご紹介します。
ホットクックでおかゆから作る甘酒の作り方
ホットクック公式にも甘酒のレシピがありますが、内鍋に直接作る方法で混ぜ技ユニットを使用するので、洗い物が面倒な私は別の容器にいれてつくります。
材料
• おかゆ:3合分
おかゆを炊きます。お米は1合に、3合の目盛りまで水を注いで普通に炊く(「おかゆモード」などがあれば、それを使っても)。
• 米麹:200g
今回、使用したのはパウダータイプです。
パウダータイプの麹はつぶつぶもないし使いやすいです。
固まっている米麹の場合は手のひらではさんでもみほぐし、1粒ずつバラバラにします。
作り方
1. おかゆを温める(もしくは冷ます)
おかゆを60℃にします。今回、できたてのおかゆをつかったので、冷まして使いました。
2. 米麹を加える
おかゆが60℃になったら、米麹を加えてよく混ぜ合わせます。
麹が全体に均一に混ざるようにしましょう。
米麹を入れ、木べらなどで混ぜます。米麹を入れ終わったときに50℃くらいになる状態を目指します。
3. 発酵モードで保温
ホットクックの「発酵」モードを使用し、60℃で6~8時間保温します。
この間に米麹の酵素がデンプンを分解し、甘酒の甘みが出てきます。60℃は麹が活性化する温度帯なので、この温度をキープするのがポイントです。ホットクックにおまかせします。
4. 完成
6~8時間経ったら甘酒が完成です。味見をして、お好みでさらに発酵させることもできます。完成した甘酒は少し冷まし、容器に移して冷蔵庫で保存しましょう。
お粥から作る場合と冷ご飯から作る場合の違い
甘酒を作る際に、お粥から作る場合と冷ご飯から作る場合では、主に食感や発酵の進み具合が異なります。
• お粥から作る場合:
お粥はすでに柔らかくなっているため、麹がデンプンを糖に変換しやすく、発酵がスムーズに進みます。結果的に、甘さが均一に出やすく、トロリとした滑らかな甘酒ができるのが特徴です。
また、お粥自体に水分が多いため、甘酒の仕上がりもやや柔らかめになります。
• 冷ご飯から作る場合:
冷ご飯を使うと、米粒がややしっかり残るため、粒感が感じられる甘酒になります。
こちらは食感にバリエーションがあり、噛みごたえがある甘酒が好みの方には向いています。
また、ご飯を使う場合は、水分を足す必要があるため、お粥から作るよりも甘さがやや控えめになることがあります。
どちらがおいしいかは、好みによります。
• 滑らかで優しい甘みの甘酒を求めるなら、お粥から作る方法がおすすめ。
• 少し粒感のあるしっかりした甘酒を楽しみたいなら、冷ご飯を使った方法が良いでしょう。
試しに両方作ってみて、自分の好みに合う方を見つけてみるのも良いかもしれません。
甘酒のアレンジレシピ
• 甘酒ヨーグルト
甘酒とヨーグルトを適当に混ぜるだけです。
・甘酒と味噌でお肉をつけて焼く
・砂糖の半量にし、甘酒を牛乳かわりの水分としてケーキを焼く
パウダータイプの米麹は使い勝手が良い
以前も甘酒は作ったことがありましたが、今回使ったのはパウダータイプの米麹です。
なめらかな仕上がりになって思いのほか良かったのです。
塩麹や発酵あずきを作ったこともありますが、米麹のつぶつぶが気になりミキサーにかけたこともありましたが、その手間もありません。
料理にそのままふりかけたり、パンやお菓子を作る時入れるとふくらみがよくなったり、パウダータイプは使える幅が広がります。
手に入るなら、パウダータイプはおすすめです。
おかゆから作る甘酒はまろやかで優しい甘みが特徴です。
ホットクックを使って簡単に自家製甘酒を楽しんでください!
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