牛すじは美味しいけれど、処理が面倒に感じますよね。 でも、一度まとめて下ごしらえして冷凍しておくと、カレーや煮物にすぐ使えてとても便利です。
このページでは、2回ゆでる方法(ゆでこぼしあり)と、時短で済ませる(1回ゆで)の両方を紹介しています。
最初の「ゆでこぼし」を丁寧に行うことで、臭みがぐっと減り、仕上がりの味が格段に良くなります。
ゆでこぼしとは、最初にたっぷりの水で牛すじを一度ゆで、ゆで汁ごと捨てることでアクや臭みを除去する工程です。
その後の煮込み(生姜や酒で風味付け)で、牛すじ本来の旨みだけを引き出せます。
以前「一度だけの下処理」で臭みが残った経験があるので、手間はかかりますが最近は2回ゆでるようにしています。
材料メモ
材料(500g用) — 増量対応
- 牛すじ:500g
- 水:牛すじが浸かる量(多め)
- 生姜:1〜2片
- 長ねぎの青い部分:1本分(あれば)
A. 2回ゆでる下処理
手順(ホットクック)
はじめのゆでこぼし(アク取り)
- 牛すじを一口大に切り、内鍋に入れる。たっぷりの水を加える。
- 「手動 → スープを作る(まぜない)」モードで約10分加熱 → スタート。

牛すじをざるに上げ、表面のアクを流水でさっと洗う

再度ゆでる(香りづけ・柔らかくする)
- 洗った内鍋に牛すじを戻し、水、生姜、ねぎを加える。
- 「豚の角煮」モードで約90分加熱。

最初のゆでこぼしで「アクごとゆで汁を捨てる」こと、内鍋を洗うことが重要です。これで臭みの素を物理的に取り除けます。
B. 時短:1回で済ませる下ゆで
一度ゆでるだけでも柔らかくなりますが、臭みは少し残ることがあります。以前はこの方法でやっていました。
手順(ホットクック)
- 内鍋に牛すじと生姜を入れる。
- 「手動 → 豚の角煮」モードで加熱 → スタート。
- 加熱後、牛すじを洗いアクを取る。
ゆでこぼしってなに?
「ゆでこぼす」とは、食材を一度ゆでて出てきた汁ごと捨てることです。 不必要な成分を捨てることで、仕上がりの味や香りをよくできます。 牛すじだけでなく、あずきなどでも同じように行います。
カレーなどに使うときは臭みも気になりませんが、シンプルな味付けの時はていねいに下処理したほうがいいかなと思います。
保存と活用
煮汁ごと保存:旨みとゼラチンが煮汁に溶けているので、そのままカレーや煮込みに使える。
肉だけ保存:粗熱を取って1食分ずつ小分け→ジップ袋で冷凍。使うときは自然解凍か加熱で戻す。
活用メニュー
牛すじとキャベツの味噌炒め

ハヤシライス

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